新入社員と指導先輩の座談会 | 株式会社TOK

新入社員と指導先輩の座談会 
尾形さん&田中さん

”お客様との会話術を学んでいます”

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<司会>
本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をそれぞれお願いします。

<尾形>
2017年4月に入社した尾形です。現在はMCP事業部4GSMGで1年間の研修をしています。趣味は料理です。 
SMGとはSales & Marketing Groupの略になります。

<田中>
2007年に中途入社しました、同じ部署の田中です。2015年末に大阪から転勤してきました。当時桂介さん(※当社は社長も”さん付け”で呼ぶ)に梅田でご馳走になったときに転勤を言い渡されました。40歳、バツイチですが元気にやっています。東京、特に池袋は楽しいですね。

<司会>
楽しんでいるようで何よりです。尾形さんも入社して早10ヶ月が過ぎました。色々と慣れてきた頃と思います。今日は指導先輩という制度を設けている当社の仕組みとその中で感じることについて語っていただきます。
指導先輩制度とは、4月に入社した新入社員が1年間は研修期間と位置づけ、先輩について業務を学ぶいわゆる”メンター制度”のことです。1年後の姿を描き、3ヶ月スパンに落とし込んで達成度を図っています。3ヶ月スパンで見ているのは、軌道修正を可能にするため、です。また、1年間は週報を毎週提出してもらいます。

さて、まずは田中さん、後輩を預かるようになって何か変わりましたか?

後輩ができて

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<田中>
後輩ができて先輩としての自覚が芽生えました。教える立場になり、教えたことで自分の復習にもなりますし、尾形さんから新しい考え方も知ることができて自分への刺激になりました。

<尾形>
そうですかーー? (笑)

<田中>
そうやで!自分みたいに凝り固まった考えとは異なる斬新な意見と思って聞いてるんやで!!


<尾形>
これからもいろいろ言いたいと思います。

<田中>
姿勢としては、何でも聞いてもらえる姿勢を忘れないようにはしています。やはり新社会人として入ってきているので、わからないことは何でも答えてあげたいと思っているので。

<尾形>
最初は不安でしたが、広い心で受け止めてくれたのですぐに緊張もなくなりました。

<田中>
尾形さんはメモをよく取るのですが、大きいノートに書くように指導しています。
以前は、小さいメモ帳を使用していたのですが、そのときは”キミは探偵か!”と突っ込みました。
メモが多すぎてよくわからなくなる場合は大きいノートに書くのがいいと思ったからです。

<司会>
良い突っ込みですね、面白い。
続いて尾形さん、指導先輩の第一印象はいかがでしたか?

<尾形>
背が高いな!です。聞けばバレーボールをずっとやっていたらしく今だに伸びているみたいです。あと、関西弁には慣れていなかったので新鮮でした。とにかく、社会人としての初めての先輩なので失礼のないようにしました。

<田中>
そうそう、まだまだ伸び続けて、、、って何でやねん!!

<司会>
さてそろそろ真面目にお話しを聞きましょうか。尾形さんに現在の仕事内容を話してもらいます。

現在の仕事内容

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<尾形>
当社は機構部品メーカーです。私は営業職として、お客様を訪問し希望動作やお客様の作りたい製品形態のヒアリングを行います。
同時に当社の製品・技術のPRもしています。そして帰社後にお客様からの要望を技術職にわかりやすく伝達し、設計業務に取り掛かって
もらいます。
お客様の社内で当社の製品をPRするいわゆる内覧会を開かせてもらうこともあります。すぐに案件化はできなくても当社の技術力のアピールにはなるので、地道な活動ですが今後もつづけて行きたいと思います。
先ほど、帰社後にレポートをと言いましたが、忙しい場合は出先でレポートを書いてそのまま送信したり、その後に私用がある場合は直帰したりと柔軟な働き方をしています。会社も時差Bizに参加したり働き方改革に熱心です。社員向け託児所を社内に整備するとも聞いており、女性も安心して働ける環境だと思います。

<司会>
なるほど。お客様との会話、社内関連部署とのコミュニケーションが大事なのですね。働き方改革は重要なテーマと捉えています。
外出しないときはどのような業務をしていますか?

<尾形>
はい、電話での問い合わせなどもあります。事務所にいるときは2コール以内で電話を取り応対しています。製品に関する質問や、注文済みの製品の納期に関する問い合わせなどが多いですね。
また、工場との納期調整などで各部署に電話やメールをしたり、設計者もすぐ隣のテーブルにいるので進捗状況の確認などもしています。

<司会>
出張などはありますか?

<尾形>
北陸地域は田中さんが担当しているので、北陸新幹線での出張が3ヶ月に一回程度あります。最初は印象付けられなかったのですが、何回目かで名前を覚えてもらえたときは嬉しかったです。
あと、スキマ時間に兼六園に行っちゃいました^^。北陸以外では、ほぼ初めての地方出張として三重のお客様の新工場開設式に招かれました。とても綺麗な工場で、また働いている方の一体感が感じられました。

<司会>
従業員の一体感は大事ですね。営業職としてはお客様と会食の機会などもあったと思います。いかがでしたか?

<尾形>
真面目な話が多いのですが、ユニークな話しも出たりします。雰囲気としてはやはり学生時代とは異なるので、気遣いしなければいけない場面なども先輩や上司を見て学んでいます。
食事をするとお客さんとの距離感が縮まると思います。

<田中>
食事を一緒にするとより仲良くなれますよね。

<司会>
さて、ここで田中さんに話を戻しましょう。田中さんの指導スタイルをどのように感じていますか?

先輩の指導スタイル

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<尾形>
質問しやすい環境を整えてくれている、言い換えれば配慮していただいていると思います。アホな質問をするなと言われたことは一度もありません。田中さんは池上彰さんのような”良い質問ですね”が口癖なんですよ!
ただ、自分で調べる力を付けなさいとはよく言われます。どこにあるか、誰が知っているかなど調べる過程も大事、ということです。
さらにはその答えの”裏を取れ”とも言われます。まるで刑事みたいですよね(笑) ですけど、仕事はそこまで真剣にやるようにということは伝わります。

<田中>
お客様を訪問する前に準備をしっかりしてから臨もう、とはよく言います。ストーリーを作っておいて、想定外を起こさず全て想定内で収まるように。そこまで準備をすれば何が起きても焦らないようにはなります。また、準備をするということは自分の知識の蓄えにもなります。

<尾形>
といいつつ、関西人なのでお客様の前でもいつもボケています。だから私もツッコミがうまくなりました。それは冗談ですが、お客様 の前でもわかりません、できませんではなく、このようにしたら当社ならできると前向きな表現に言い換えて提案する姿勢はとても勉強になります。

<田中>
良いこと言うな! 今日、昼飯おごったるわ!

<尾形>
うれしい!五反田のハンバーグをお願いします。

<田中>
色々な角度からアプローチして、仕事を根こそぎもらうのがワシの営業スタイルや!

<司会>
・・・・さて、そろそろ時間が近づいてきました。尾形さん、今後やってみたいことはどのようなことですか?

今後やりたいこと&学生へのメッセージ

<尾形>
自分で顧客の要望を聞いて、それを技術者・工場と一緒に製品化し市場に出ているのを見てみたいですね。やはりそれがメーカーで働いている醍醐味と思います。

<田中>
ワシもそうやで!近くのコンビニでウチの製品が使われているのを毎日見てモチベーションを高めとるんや!

<司会>
最後に、現在就職活動中の学生に向けてメッセージをお願いします。

<尾形>
これからの人生でやりたいことを探している人が多いと思います。私も就職活動の途中までTOKのことは知りませんでした。その後会社での説明会に参加し色々な製品作りをしているのを知ることができたので、私もそのようなモノづくりに関わりたいと思って入社しました。悩むことは多いと思います。とにかく、多くの会社に足を運んで素晴らしい出会いを探してください。
メーカーは楽しいですよ!

<田中>
私も当社で仕事をできて幸せです。骨を埋める覚悟です。

<司会>
楽しんで仕事をしているようで何よりです。これからも多くの経験を積んで素晴らしい営業パーソンになってください。本日はどうもありがとうございました。

<尾形・田中>
ありがとうございました。
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